「お酒を控えてね」と言うたびに、夫の顔が少し曇る。
わかっているけどやめられない——そんな姿を見るのは、妻にとってもつらいものです。
痛風とお酒の関係は切っても切れませんが、実は“完全にやめる”より、“上手に減らす”ほうが現実的で長続きします。
今回は、無理なくお酒を減らすための、妻としての工夫とサポートのコツを紹介します。
なぜお酒が痛風に悪いの?
お酒を飲むと、体の中でアルコールが分解される際に尿酸が増えます。
さらに、腎臓が「アルコール処理」を優先してしまうため、尿酸の排出が後回しになるのです。
この二重の作用で、血液中の尿酸値が上がり、痛風発作を引き起こす原因になります。
特に注意が必要なのは次の種類です。
| お酒の種類 | 特徴 |
|---|---|
| ビール | プリン体を多く含み、痛風との関係が最も強い |
| 日本酒 | アルコール量が多く、代謝への負担が大きい |
| 焼酎・ワイン | プリン体は少なめだが、飲みすぎれば同じ結果 |
つまり「種類」よりも「量と頻度」がポイント。
“毎日少しずつ”より、“週に数回”のほうが体にやさしい飲み方です。
妻としてできる「やめさせない禁酒法」
「もうお酒やめて!」と言われると、夫はつい反発してしまうもの。
そこで大事なのは、「やめさせる」よりも「一緒に工夫する」姿勢です。
① “飲まない日”を一緒に作る
いきなり禁酒ではなく、「月・水・金は飲まない日」のようにルール化。
最初は週1〜2回でもOKです。
カレンダーに印をつけるなど、「見える目標」にすると継続しやすくなります。
② ノンアル・炭酸で“飲んだ気分”を演出
最近のノンアル飲料は味も香りも本格的。
炭酸水にライムを入れるだけでも、食卓が少し華やかになります。
「今日はノンアルで乾杯しよう」と声をかけると、前向きな雰囲気になります。
③ 飲む時間をずらす
晩酌の開始時間を30分遅らせるだけでも、飲む量が自然に減ります。
夕食後に軽く運動したり、お風呂の時間を早めたりするのも効果的です。
飲みたくなる“きっかけ”を変える
夫がお酒を飲む理由は、必ずしも「好きだから」だけではありません。
多くは、ストレス解消や気分転換のためです。
妻としては、その代わりになる「癒しの習慣」を一緒に見つけてあげるのも大切です。
👩 たとえばこんな工夫:
- 夕食後に一緒に散歩する
- 夫の好きな音楽を流してリラックスタイムを作る
- 「今日は飲まないで過ごせたね」と声をかけて励ます
お酒を我慢するより、「飲まなくても心地いい時間を増やす」ことを意識してみましょう。
どうしても飲む日は“ダメージを減らす工夫”を
完全にやめられなくても、飲み方次第で体への負担を減らすことはできます。
- 食事と一緒に飲む(空腹時はNG)
- 水を交互に飲む(1杯お酒→1杯水)
- 飲みすぎた翌日は“水と休息の日”にする
- アルコール度数の低いものを選ぶ
💡妻の一言で変わる:
「お酒の後はお水も一緒にね」
「今日は少なめにしておこうか」
責めるより、寄り添うトーンが大切です。
まとめ
痛風の夫にとって、お酒は“敵”というより“つきあい方次第の相手”です。
やめるより、減らす・コントロールするほうが現実的。
- 「飲まない日」を決めて習慣化
- ノンアル・炭酸で代用
- ストレス解消法を一緒に見つける
- 飲むときは水を忘れずに
夫婦で無理なく協力することが、何よりの痛風予防になります。
今日から、少しずつ“お酒との距離”を変えていきましょう。


コメント