■ はじめに
痛風の食事は「作る」より「選ぶ」ほうが難しい。
忙しい日のスーパーで、どれを買えば安心なのかがいつも迷います。
特に私は、仕事終わりの夫と一緒に食べる晩ごはんが好きです。
痛風になってビールがなくなってからは、“食卓の楽しさ”が消えてしまわないように意識するようになりました。
この買い物メモは、私が実際にスーパーで迷わず買えるように作ったメモです。
今日の夕食づくりの参考になれば嬉しいです。
🍙今日選んでいい“OKお惣菜”
※一人前の目安量と、夫の反応メモ付きです
※プリン体量より「満足度が高く、負担が少ない」を基準にしています
① 焼き鮭(できれば塩分ひかえめ)
理由:白身魚はプリン体が低く、満足感がある
量の目安:1切れ
夫の反応:「ごはんが進む」
※鮭は赤身ですがプリン体は低め。塩分だけ注意。
② 豆腐の冷ややっこ
理由:プリン体が少なく、お腹が満たせる
量の目安:1/2丁
夫の反応:「味変すると楽しい」
※冷ややっこは薬味で“飽き”が防げる。
③ 野菜たっぷりの酢の物
理由:尿酸の排出を助けてくれる
量の目安:小鉢1つ
夫の反応:「唐揚げと合う」
※後でノンアル比較で使う“唐揚げ”とも相性が良いです。
④ 温かい汁物(豚汁以外)
理由:水分補給+満足感
量の目安:1杯
夫の反応:「ほっとする」
※豚汁は脂が強いので別枠。
⑤ サラダ(ドレッシング少なめ)
理由:カリウムが多いと尿酸排出を助ける
量の目安:両手1杯
夫の反応:「シャキシャキで好き」
⑥ 白身魚のフライ(少量)
理由:唐揚げより脂が軽いことが多い
量の目安:1〜2個
夫の反応:「タルタルなしでいい」
※“揚げ物全NG”ではなく“量”の調整にしています。
⑦ 茶碗蒸し
理由:プリン体が少ない+タンパク質
量の目安:1個
夫の反応:「出汁が好き」
⑧ 冷凍枝豆
理由:食物繊維と満足感
量の目安:片手1杯
夫の反応:「酒の代わりになる」
※ノンアルと一緒に。
🤔 “迷ったらOK”のお惣菜(少量)
※「たまにならOK」の考え方が夫婦は楽です
⑨ 焼き鳥(塩)
注意:タレより塩。内臓系は避ける
量の目安:1〜2本
⑩ 唐揚げ(小さく)
注意:脂と衣だけ
量の目安:2〜3個
※実はこの唐揚げが後で“ノンアル比較のキー”になります。
理由は“唐揚げ×ノンアル”で出る余韻の違いが夫の表情を変えるからです。
※ここは後の大きな伏線。
🚫 控えたいお惣菜(疲れてる日は避ける)
×豚ハラミ・ホルモン系
理由:プリン体が高い+脂が重い
×刺身の青魚
理由:病院の栄養指導でもNG
×唐揚げ大盛り
理由:美味しいけど満足の後に痛みの不安
※完全NGではなく、**“今日はやめておこうか”**の柔らかい表現が夫婦に優しいです。
💡買い物で見ている“たった3つ”
難しい栄養計算はしていません。
忙しい日は、3つだけ見ています。
① 主菜は「魚 or 鶏むね」が中心か?
→ 焼き鮭・焼き鯖・鶏むね惣菜
② “満腹感があるもの”はあるか?
→ 冷ややっこ・茶碗蒸し・汁物
③ 会話が増えるメニューか?
→ ここが一番大事です
夫が痛風になって感じたのは、食卓が静かになる日があること。
だから私は「会話が増える組み合わせ」を考えています。
今日の私の答えは:
唐揚げ2個+野菜+汁物+ノンアル1本
これが**“会話の温度”が戻るセット**でした。
💬夫の“ふっ”は買い物から始まる
痛風になってから、夫はビールをやめました。
仕事終わりに唐揚げとビールを一口飲んで「ふっ」と笑う時間が、大好きでした。
私は今、“買い物”という小さな行動で、あの一瞬を取り戻そうとしています。
惣菜選びは難しいけれど、
少しずつ工夫していると、夫の機嫌が柔らかくなる日があります。
その日の食卓は、会話が増えて、ほどよいテンションになります。
それが、私としての幸せです。
📝ポイントまとめ(冷蔵庫に貼れる形)
【今日の買い物メモ】
✔ 焼き鮭・鶏むね
✔ 冷ややっこ
✔ サラダ
✔ 茶碗蒸し
✔ 汁物
✔ “小さい”唐揚げ
✔ ノンアル


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