ある夜、夫が突然「足が痛い!」と叫び出した——。
見ると、足の親指の付け根が真っ赤に腫れ、触れただけで激痛の様子。
そんなとき、妻として何をすればいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、痛風発作が起きたときに「妻ができること」「やってはいけないこと」を分かりやすくまとめました。
正しい対応を知っておくことで、落ち着いてサポートできます。
痛風発作とは? ― 突然やってくる激痛の正体
痛風発作は、関節の中にたまった尿酸の結晶に体が反応して炎症を起こすことで起こります。
特に足の親指の付け根に起きることが多く、「ガラスの破片が刺さったような痛み」と表現されるほどの激痛です。
💡特徴的な症状
- 足の親指、足首、膝などが急に腫れる
- 夜中や明け方に強い痛みが出る
- 数日〜1週間で落ち着くこともある
見た目が赤く熱をもっている場合、「炎症」が起きているサインです。
このときは焦らず、冷静に対応しましょう。
妻ができる3つの応急対応
① 安静にさせる
痛みのある関節は絶対に動かさないようにします。
歩かせたり、マッサージしたりすると炎症が悪化してしまいます。
できるだけベッドやソファで足を高くし、安静に過ごさせましょう。
② 冷やす
炎症を抑えるには「冷却」が効果的。
氷をタオルに包んで、患部に10〜15分ほど当てます。
直接氷を当てると凍傷の危険があるため注意。
痛みが強ければ、短時間を何度か繰り返すのがおすすめです。
③ 水分をとらせる
痛風の原因である尿酸は、水分を多くとることで排出が促されます。
ただし、コーヒーやお酒は逆効果。
常温の水か麦茶を、1日2リットルを目安に少しずつ飲ませましょう。
やってはいけない3つのこと
❌ ① 温める
お風呂やカイロで温めると、炎症が強まり痛みが増します。
発作中は「冷やす」が鉄則です。
❌ ② 「動けば治るよ」と励ます
痛風の痛みは、本人しか分からないほど強烈です。
無理に動かすと関節を傷つけてしまうため、励ましよりも共感の言葉をかけましょう。
❌ ③ 薬を自己判断でやめる・増やす
以前もらった薬を勝手に使ったり、量を増やしたりするのは危険です。
まずは医師に相談し、痛み止め(消炎鎮痛薬)を処方してもらうのが安心です。
医療機関を受診するタイミング
- 初めて発作が起きた
- 痛みが強く、歩けない
- 2日経っても腫れが引かない
- 発作を繰り返している
これらに当てはまる場合は、早めに内科または整形外科を受診してください。
血液検査で尿酸値を確認し、今後の治療方針を立ててもらえます。
妻として心に留めたいサポートのコツ
痛風発作は突然起こるため、夫も「またか…」と落ち込みやすくなります。
そんなときこそ、妻の声がけが大切です。
- 「無理しないで、今日はゆっくりしてね」
- 「冷やしておくね、水もそばに置いておくね」
こうした短い優しい言葉が、何よりの支えになります。
また、発作が落ち着いたら「次に備えて水分を意識しようね」と前向きに話せると理想的です。
まとめ
痛風発作は見ているだけでもつらいもの。
でも、正しい知識があれば慌てずに対応できます。
- 動かさず、冷やして安静に
- 水分をとって尿酸を排出
- 医師の指示を守る
- 共感とやさしい言葉を忘れずに
妻の落ち着いたサポートが、夫の心と体の回復を早めます。
焦らず、温かく見守っていきましょう。


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