はじめに
痛風対策として“最も科学的根拠がある飲み物”といえば、実は 牛乳やヨーグルトドリンクなどの乳製品 です。
一般的には「脂肪が多い」「太りやすい」というイメージがあるかもしれませんが、痛風に関しては明確にメリットが多い食品群です。
世界中の痛風ガイドラインで推奨されており、
毎日取り入れると尿酸値の改善に大きく寄与します。
この記事では、なぜ乳製品が良いのか、その科学的理由をわかりやすく解説します。
■ 1. 乳タンパク「カゼイン」「ホエイ」が尿酸排泄を促す
牛乳に含まれるたんぱく質は、
- カゼイン(約80%)
- ホエイ(約20%)
に分かれており、この2つが 腎臓で尿酸を捨てる働きを強める ことがわかっています。
尿酸値が高い人の多くは、
「尿酸を作りすぎる」のではなく
「尿酸を捨てにくい体質」であることが多いです。
乳製品はまさに、この 排泄不足型の痛風 に最適です。
■ 2. 尿がアルカリ性に傾き、尿酸が溶けやすくなる
尿酸は酸性の環境では固まりやすく、
アルカリ性に傾くほど溶けやすくなります。
乳製品は尿を 弱アルカリ性 にする働きがあり、
尿酸が結晶化するのを防ぎ、排泄しやすくなります。
これは痛風腎の予防にもつながる非常に重要なポイントです。
■ 3. 低脂肪タイプは特に効果が高い
乳製品の中でも
- 低脂肪牛乳
- 無脂肪牛乳
- プレーンヨーグルト(無糖)
は、痛風対策として理想的です。
● なぜ低脂肪のほうが良いのか?
脂肪はインスリン分泌を促すため、
脂肪を控えれば 尿酸排泄がスムーズになりやすい からです。
■ 4. 腸内環境を整えて炎症を抑える
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸の調子を整えます。
腸内環境が整うと、体全体の炎症が抑えられ、
尿酸値の改善につながります。
■ 5. 痛風に良い乳製品の選び方
🟢 OK
- 低脂肪牛乳
- 無脂肪牛乳
- プレーンドリンクヨーグルト
- 砂糖不使用の飲むヨーグルト
🟥 NG
- カフェオレ(加糖)
- 加糖ヨーグルト
- 乳飲料(砂糖多い)
糖質が多いと血糖値が急上昇し、尿酸値が悪化します。
■ 6. 飲むタイミング
✔ 朝が最も良い
朝は腎臓の排泄機能が最も高まるため、
牛乳やヨーグルトを飲むと効果が最大になります。
■ 7. 摂取量
1日コップ1杯(150〜200ml)ほどで十分です。
■ まとめ
牛乳・ヨーグルトドリンクは
- 尿酸排泄を促す
- 尿を弱アルカリ化
- 腎臓の負担軽減
- 炎症を抑える
- 毎日続けやすい
という、痛風に非常に有益な飲み物です。


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