はじめに
痛風や尿酸値が高い人にとって、最も注意しなければならないのが アルコール です。
「ビールはプリン体が多いから痛風に悪い」というのは有名ですが、
実は プリン体より“アルコールそのもの”が最大の悪影響 を与えます。
つまり本質はこうです👇
🟥 アルコール=(どんな種類でも)尿酸値を上げる
ビール、日本酒、焼酎、ワイン、チューハイ…
すべてが痛風に悪影響を与えます。
この記事では、
- アルコールが痛風の敵である科学的理由
- 種類別の危険性(ビール/日本酒/焼酎/ワイン)
- 飲むと尿酸値が上がるメカニズム
- 痛風患者が絶対やってはいけない飲み方
- 飲んでしまう場合の対処法
まで詳しく解説します。
■ アルコールが痛風にとって最悪な理由
アルコールは単に「プリン体が多い」から悪いわけではありません。
むしろ本質はここ👇
🟥 アルコールは尿酸の排泄を止めてしまう
そのため、
- プリン体ゼロの焼酎
- プリン体ゼロのワイン
でも、痛風には悪影響です。
つまり…
🟥 「プリン体ゼロ=安全」ではない!
これがまず最初の重要ポイントです。
■ 種類別:アルコールの痛風リスク
アルコールは種類によって
「プリン体量」
「糖質」
「アルコール度数」
「寛容度」
が違うため、痛風への影響も変わります。
🥇 最悪の組み合わせ:ビール
■ ビールが危険な理由
- プリン体が多い
- 糖質が多い
- アルコールもある
- 喉越しが良く“量を飲んでしまう”
■ 結果
→ 尿酸値が爆上がり
→ 痛風発作の王道パターン
■ ビールを飲むと発作が起きやすい人の特徴
- 油っぽいおつまみと一緒に飲む
- 締めにラーメンを食べる
- 運動後に飲む(最悪)
ビール+レバー(第1位)
ビール+明太子(第2位)
は痛風界で最悪の組み合わせです。
🥈 日本酒(糖質の塊)
日本酒はプリン体こそ少ないものの、
糖質が非常に高い ため危険です。
- 血糖値急上昇
- インスリン過剰分泌
- 尿酸排泄が低下
- 尿酸値上昇
🟥 日本酒=「痛風を呼びやすい酒」
特に冬場、鍋料理と合わせて飲むと危険度がUPします。
🥉 焼酎(プリン体ゼロだが油断大敵)
「焼酎はプリン体ゼロだから安全」という情報がありますが、
これは 半分正しく、半分間違い です。
■ 正しい部分
プリン体はゼロに近い。
■ 間違っている部分
アルコールが尿酸排泄を止めるため、
結局、尿酸値を上げる飲み物であることに変わりない。
※特に強い焼酎ほど腎臓に負担がかかりやすい
🟨 ワイン(比較的マシだが油断禁物)
ワインはビール・日本酒に比べて
- 糖質が低い
- プリン体も少ない
ため、比較的リスクが低いとされています。
しかし、注意点として
- アルコール度数が高い
- 一緒に食べるチーズや肉で脂質が増える
という問題があります。
🟥 結論:ワインも痛風向きではない
■ 尿酸値が上がるメカニズム(科学的解説)
- アルコールが肝臓で分解される
- 代謝産物が増え、尿酸排泄が低下
- 血中の尿酸が増える
- 尿酸が関節に沈着
- 痛風発作が発生
さらに、
- 脱水
- 塩分
- 糖質
- 高脂質なおつまみ
が加わると危険性が倍増します。
■ 痛風患者が絶対やってはいけない飲み方
下記は禁止レベルです。
🟥 空腹で飲む
→ 尿酸の生成が加速
🟥 運動後に飲む
→ 筋肉疲労の代謝物が尿酸値上昇を引き起こす
🟥 アルコール+高プリン体食品
- レバー
- 明太子
- 砂肝
- サンマ・イワシ丸干し
→ 発作リスク激増
🟥 アルコール+揚げ物(ポテト・唐揚げ)
→ インスリン急上昇で尿酸値爆上げ
■ どうしても飲む場合の“痛風対策”
🟢 ① ノンアルをメインにする
- ノンアルビール
- ノンアルワイン
🟢 ② 水を交互に飲む(アルコール1杯→水1杯)
→ 尿酸排泄促進
🟢 ③ 飲む量は1日にエタノール20g以下
目安:
- ビール中瓶1本
- 酎ハイ350ml1本
- ワイン180ml
- 日本酒1合
🟢 ④ 避けるべきおつまみ
- レバー
- ホルモン
- 唐揚げ
- サンマ・イワシ丸干し
- 明太子
🟢 ⑤ 食べて良いおつまみ
- 冷奴
- 枝豆
- 海藻サラダ
- 白身魚
■ アルコールの代わりにおすすめの飲み物
🟩 緑茶・ほうじ茶
抗酸化作用が強く、尿酸値低下の報告あり。
🟩 牛乳・ヨーグルトドリンク
乳タンパク質が尿酸排出を強化
🟩 炭酸水
満腹感UPで飲酒量を減らせる。
■ まとめ
アルコールは、痛風において 最も危険性が高い飲み物 です。
- 尿酸排泄が止まる
- 脱水状態を起こしやすい
- 食べ合わせで悪化
- ビールは特に危険(プリン体+糖質)
- 日本酒は糖質過多
- 焼酎・ワインも“アルコール”という時点で危険
痛風患者は、飲み方と量に最大限注意する必要があります。








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