はじめに
青魚(サンマ・イワシ・マグロ・サバ)は健康に良いイメージがあります。
しかし、痛風や尿酸値が高い人にとっては 注意すべき食品 です。
理由はシンプルで、
🟥 青魚はプリン体が多く、痛風発作の原因になりやすい
さらに調理法によっては、
- 脂質の増加
- 塩分過多
- 血糖値の急上昇(丼物)
なども重なり、尿酸値が一気に上がるケースもあります。
この記事では、
- 青魚のプリン体量
- 痛風に悪い理由
- リスクの高い調理法
- 食べる時の工夫
- 代替できる安全な魚
まで、専門的に解説します。
■ 青魚はなぜ痛風に悪いのか?
青魚はプリン体が “中〜高レベル” に分類されます。
まずはプリン体量から見てみましょう。
■ 青魚のプリン体量(100gあたり比較)
| 魚の種類 | プリン体量 |
|---|---|
| イワシ(丸干し) | 305mg(超高プリン体) |
| カツオ | 211mg(高プリン体) |
| マグロ赤身 | 157mg |
| サバ | 122mg |
| サンマ | 116mg |
| 鮭 | 68mg |
| 白身魚(タラ・カレイ) | 50〜70mg |
結論として、
🟥 イワシ干物 → レバー並みの危険食品
🟥 カツオ → 200mg超えの高プリン体
🟧 マグロ・サバ → 中レベル
🟨 サンマ → 中レベル(焼き方次第で悪化)
という分類になります。
■ 特に危険な青魚ベスト3
🥇 1位:イワシ(丸干し)
プリン体305mgは レバー級の危険レベル。
丸干しは水分が飛んでプリン体が濃縮されるため、特に要注意。
→ 痛風経験者は“ほぼ禁止”レベルです。
🥈 2位:カツオ
211mg と高プリン体。
鉄分が多く健康食品として紹介されるが、痛風的には危険。
→ カツオの刺身・タタキの食べ過ぎはNG。
🥉 3位:マグロ(赤身)
157mgとやや高め。
鉄分やDHA/EPAは良いが、痛風なら量を制限する必要があります。
■ サバ・サンマは“中プリン体”だが、調理法が最悪の落とし穴
プリン体単体では中程度ですが、
🟥 サバ味噌煮
→ 糖質+塩分が非常に多い
🟥 サンマの蒲焼き
→ 甘いタレで血糖値急上昇
→ インスリン分泌 → 尿酸値上昇
🟥 サバ缶(味噌煮)
→ 塩分が高く腎臓に負担
つまり、
プリン体 × 脂質 × 塩分 × 糖質
が重なり、尿酸値を押し上げやすい食品構造です。
■ 青魚を食べると起きる「尿酸値急上昇」のメカニズム
- プリン体 → 尿酸へ変換される
- 青魚の脂質 → インスリン上昇
- インスリンが尿酸排泄を抑える
- 塩分過多 → 腎臓の排泄能力が落ちる
- 尿酸が血液中に滞留
- 痛風発作のリスク上昇
特に、
🟥 丼(マグロ丼・サバ丼)
は “白米(高GI)との最悪コンボ” になり危険度がさらに上がります。
■ 青魚を食べる頻度と量(安全ライン)
🟥 痛風発作の経験あり
→ 基本的に青魚の丸干し・カツオは避ける
🟧 尿酸値 7.0〜7.5
→ 週1回・100gまで
🟨 尿酸値 6.0〜7.0
→ 週1〜2回まで
🟩 健康な人
→ 週2〜3回まで
(DHA/EPAは健康に良いので適量ならOK)
■ どうしても青魚を食べたい場合の対策
① 丼ものは避ける
マグロ丼・サバ丼・サンマ丼 → 危険
→ 白米を少量に変更
② 調理法は「焼き or 蒸す」を選択
- 塩焼き
- ホイル焼き
- 蒸し焼き
→ 脂質が減る
③ 味噌煮・蒲焼きなど“甘いタレ系”は避ける
→ 血糖値が急上昇 → 尿酸値も上がる
④ アルコールと一緒に食べない
→ 尿酸の排出が止まる
→ 痛風発作の黄金パターン
⑤ 野菜・海藻と一緒に食べる
- 大根おろし
- キャベツ
- わかめ
→ 尿酸排出を促す

■ 青魚の代わりに安全に食べられる魚
🟩 白身魚(プリン体が低く安全)
- タラ
- カレイ
- ヒラメ
→ プリン体50〜80mgと非常に低い
(内部リンク:/gout-whitefish-cod-flatfish/)
🟩 サーモン(鮭)
→ プリン体68mgの“低プリン体青魚”
→ DHA/EPAも豊富で健康効果も高い
🟩 ツナ(水煮)
→ プリン体は中程度だが脂質が少ない
→ 食べやすく安全性が高い
■ まとめ
青魚(イワシ・サンマ・マグロ・サバ)は、
健康に良い食材である一方、痛風にとっては注意が必要です。
- イワシ丸干し → 超高プリン体(レベルMAX)
- カツオ → 高プリン体
- マグロ →中〜高プリン体
- サバ・サンマ → 中プリン体+調理で悪化
- 丼もの → 血糖値急上昇で特に危険
という特徴があります。
痛風や尿酸値が高い人は、青魚を 種類と調理法で正しくコントロールすることが重要 です。





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